ハロー!うくれれです。
2019年末から世界中を駆け巡っているコロナウイルス。
私の住むニュージーランドでも感染対策をとりながらコロナと共に住んでいるような状態です。
幸いにも近しい人たちが感染することなく過ごしてきた2年半でしたが、そんな私もとうとうコロナに感染!
基礎疾患のある人が感染してしまうと、通常よりも症状が悪くなるという話も聞きますが、実際に膠原病持ちがコロナになったらどうなるのかとても不安でした。
ネット上でも実際の症例が見つからなかったので、今回は自分の体験談で膠原病持ちがコロナにかかったらどうなるのかをご紹介。
前半では潜伏期間から初期症状についてまとめていきたいと思います。
Contents
膠原病持ちがコロナに感染したらどうなる?症例が見つからず不安な日々
新型コロナウイルスが世に出始めたのが2019年の11月頃だったと記憶していますが、最初は遠い国で起こっている騒ぎだと高をくくってみていた人がほとんどではないでしょうか。
2022年5月現在、世界中で蔓延しまくっている状態ですが、今では多くの国がウイルスと共に生きていく道を選んでいるように感じますね。
私が住むニュージーランドでは、世界中で起こった第一波からしばらくは国民が一丸となり「ゼロコロナ」で過ごせましたが、オミクロン株が流行しだしたころから感染防止が追い付かない状態に。
現在はコロナと共に生きる道を選び、基本的な感染対策をしていれば、以前とさほど変わりない生活ができるようになりました。
厳しいロックダウンや隔離などがなくなった分、国民も気持ちが楽になったのか、コロナの事をそこまで気にせずに外出するようになり、とうとう我が家にも感染者が出たのが2022年5月9日のこと。
家族が陽性になってしまったらもうしょうがないんだけど、万が一私も感染してしまったらどうなるんだろう?
私は膠原病(全身性エリテマトーデス)があるので、普通の元気な人とは違い、症状も重たくなってしまうのかな?
そんな不安が頭をよぎり、とりあえずネットで膠原病の人がコロナに感染した実例を調べてみたのですが、医学の専門的なウェブサイトばかりが出てきて、実際にコロナにかかってどうなったかという話は見つからず。
基礎疾患がある人って、きっとそのような実例が一番知りたいという人も多いのではないかな。
そんな方々のために、自分の体験談が役に立てばいいなと思い、ブログにまとめてみることにしました。
コロナ感染の詳細に移る前に、自分自身の基本的な体の状態をまとめると。。。
私の基本情報
基礎疾患名:膠原病(全身性エリテマトーデス・シェーグレン症候群)
服用薬:プレドニゾロン、プラケニル、セルセプト、シラザプリル、ワーファリン、フォサマック、オメプラゾール、マルチビタミン
ワクチン接種:3回接種済み(2022年1月)
病状:服薬のみで普段の生活に支障なし
基本的に基礎疾患のない人と同じように生活していますが、風邪をひいたりすると長引くことがあります。
とは言え、脅威の病原体であるコロナウイルスに感染したらどうなるのかは未知の状態でした。
膠原病持ちがコロナに感染!潜伏期間から初期症状など陽性診断までの経過をまとめてみた
我が家にコロナウイルスがやってきたことが分かったのは2022年5月9日のこと。
トライアスリートで毎日数時間のトレーニングを欠かさない、筋肉のかたまりのような健康優良児の旦那が感染者第一号でした。
5月5日の夜、その数日前にオーストラリアで行われたアイアンマンレースでトレーニング仲間が上位入賞し、帰国してすぐサプライズでお祝いをするということで出かけて行った旦那。
次の日(5月6日)になり、オーストラリアから帰ってきたその仲間が実はコロナに感染していたということが発覚しました。
仲間のコロナ発覚が分かったと同時に、喉に少しの違和感を覚えた旦那は、もしかしたら自分もコロナに感染しているかもと不安な様子。
とは言え、まだのどの違和感のみだったため、おそらく大丈夫だろうと深刻には考えていなかったのですが、次の日(5月7日)にはのどの違和感は痛みへと変化します。
5月8日になると、トレーニングを中断してしまうほど体調が悪くなり、RATテストをしましたが結果は陰性。
RATテストとは
家庭でできる迅速抗原抗体検査のこと
しかし風邪のような症状は悪くなる一方で、5月9日に再度検査して陽性となりました。
5月9日の段階で旦那ははっきりと症状が出ており、それまで隔離も何もしていなかったため、家族の誰かにうつっている可能性は大!
実は私、5月8日の夜に異様なのどの痒さ・イガイガで熟睡することができずにいたんですよね。。。
夜の喉のイガイガは朝になるとすっかり消えていたので、次の日は普段通りに過ごすことができました。
コロナに感染している恐れもあるので一応RATテストをしてみたところ、結果は陰性。
そしてその日の夜(5月9日)になると、またまたのどの痒みで眠れず、明け方には熱が38度5分まで上がっていました。
熱が出たということはコロナに感染していることはほぼ確定だろうと思い、RATテストをしたら案の定陽性に。
そこから私のコロナ療養生活が始まるのです。
感染経路、潜伏期間、初期症状をまとめると。。。
5月5日 | (旦那がコロナ感染者と接触) |
5月6日 | 無症状(潜伏期間?) |
5月7日 | 無症状(潜伏期間?) |
5月8日 | 夜中にのどの痒み・イガイガで不眠 |
5月9日 | 夜中にのどの痒み・イガイガで不眠 |
5月10日 | 明け方に38.5度の発熱、RATテスト陽性 |
回復期から完全治癒まではこちら
私達が感染したのが何の株なのかは調べていませんが、症状などから考えるとおそらくオミクロンだったのだと思います。
おどろいたのは、旦那が感染者と接触してから初期症状が出るまでの期間の短さ。
コロナウイルスは潜伏期間が2週間というのが頭に刷り込まれていたので、あまりに早くてびっくりしてしまいました。
私が実際に感染した日はいつなのか不明ですが、おそらく旦那の症状が出始めたあたりで私にもうつっていたのではないかな?と思われます。
初期症状としては主に夜中にのどの痒み・イガイガがあっただけで、鼻水や咳など風邪っぽいものは全くありませんでした。
想像していたよりマイルドに始まったなぁという感想ですかね。
それと、家庭でできる抗原抗体検査は、コロナに感染していても症状が強くない場合は結果が陰性になることが多いということもよく分かりました。
次回は【後半】として、一番ひどかった期間の様子から完全回復までをまとめていきたいと思います。
膠原病持ちがコロナに感染したら【前半】潜伏期間から初期症状のまとめ
基礎疾患がある人たちって、普段から気を遣って生活している人が多いと思いますが、コロナウイルスのような訳の分からない感染症は本当に恐ろしく感じてしまいますよね。
ただ、どんなに気を付けていても近くにいる人が感染してしまったらもう腹をくくるしかないというのが正直なところ。
実は私の実家(日本)でも家族が続々とコロナに感染中で、今まで頑張っていたけど一気に親族に回ってるなという感じです。。。
みなさんもどうかお気をつけて。