膠原病でコロナ感染した症状と回復まで
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膠原病

膠原病持ちがコロナに感染したら【後半】症状の特徴から回復・完全治癒までの期間

ハロー!うくれれです。

 

世界中でいまだに流行りまくっているコロナウイルス、基礎疾患がある人がかかると、健康体の人よりも重症化するなどのリスクが高いと言われています。

 

そんな恐怖のウイルスが我が家にもやってきて、膠原病(全身性エリテマトーデス)患者の自分はどうなってしまったのか。

 

この記事では、前半の初期症状に続き、一番ひどかった時期の症状や回復までの道のりなどをまとめました。

 

膠原病持ちがコロナに感染したらどうなる?症状の特徴や療養生活について

膠原病持ちがコロナに感染したらどうなる

 

膠原病を持っている私は、健康優良児の人達に比べて日ごろから体調に気を遣って生きています。

 

2019年末から世界で広がっている新型コロナウイルスは、そんな私にとって脅威でしかなく、絶対にかかりたくない!と思っていました。

 

ワクチン接種が開始されれば誰よりも早く受けに行ったし、感染防止対策もきちんとしていたつもり。

 

しかし、病弱な私ではなく、健康な筋肉のかたまりである旦那がまさかの感染!

 

家族が感染してしまうともう逃げ場がないというか・・・自分がかかってしまうのも時間の問題だと思っていましたが、見事に感染!

 

2日ほどの潜伏期間を経て、のどの痒みなどの初期症状の末、とうとう発熱してしまいました。

 

 

5月6・7日が潜伏期間、8・9日に初期症状があり、10日の明け方に38.5度の発熱。

その後の様子を以下にまとめました。

 

5月10日

初期症状がとても軽かったので、いきなり発熱したときは展開の速さにビックリしましたが、とりあえず解熱剤(パナドール)を飲んで熱は下がりました。

 

熱と共に出てきた症状は、発熱性の頭痛と体の倦怠感でした。

 

とは言え、熱が下がれば調子も上がるし、解熱剤がきいている間は洗濯機を回すくらいの軽い家事ならこなすことができていたので、そんなに辛くはありません。

 

朝早くに飲んだ解熱剤の効果が徐々に薄れてきた昼前にはまた体のだるさが強くなり、そこからは一日中ベッドで過ごすことに。

 

病院に行こうかなとも思ったのですが、ニュージーランドでは症状がよっぽど酷くない限り、解熱剤をもらって終わりということが目に見えているので、ひとまず様子をみることにしました。

 

体がだるいという以外は特に症状がなく、薬を飲んでいることもあり、ベッドの中ではほぼ眠っていたため、体力を温存できたのが良かったのではないかな。

 

膠原病のお薬もいつも通り飲み、SLE特有の症状が併発することはありませんでした。

 

5月11日

朝目覚めた時に発熱はなかったのですが、先の事を考えて解熱剤を服用。

 

この日の症状はのどの痛みだけで、熱が出ることはありませんでした。

 

ただ、体力を消耗しているのか食欲は全くなく、ヨーグルトやバナナなど柔らかくて簡単に食べられるモノを摂りました。

 

前日よりは元気が出てきましたが、家事や育児はおいといて、ほぼ一日中ベッドの上で過ごすことに。

 

膠原病の症状も特に出ることはありませんでした。

 

5月12日

朝から熱はないものの、この日から鼻水、鼻づまりの症状がでるように。

 

昨日から引き続きのどの痛みもありましたが、体のだるさはかなり回復してきました。

 

熱はなかったけど、一応解熱剤を服用しておきました。

 

簡単な料理などの家事も徐々にできるようになり、このまま回復に向かいそうだなという感じ。

 

膠原病の症状も出ることなく無事に一日が終了しました。

 

5月13日

体のだるさや辛さはすっかりなくなり、熱も出ることがないのでこの日から解熱剤の服用を中止。

 

ただ、鼻水と鼻づまりが前日よりもひどくなっており、鼻で息ができない状態だったのでめっちゃよく効く市販の点鼻薬を使いました。

 

鼻づまりはつらいですが、体が元気なのでいつも通りの生活に戻れたこの日。

 

相変わらず膠原病の症状も出てくることなく、一日を無事に終えました。

 

5月14日

前日から引き続き鼻づまりと鼻水がありましたが、ひどくなるのは夜が多く、日中はあまり気にせずに過ごせるように。

 

体力もかなり回復したので、子どもたちと一緒に近所を散歩できるほどになりました。

 

ここまで来たらコロナもほぼ治ったと言ってよいくらい。

 

最後の最後まで鼻づまりが残っていますが、治ってしまうのも時間の問題でしょう。

 

回復から完全治癒まで~膠原病があっても軽症で終わることの方が多い?

膠原病でも重症化リスクはない

鼻づまりが治ってからもしつこく残ったのが鼻水。

 

透明な鼻水がたらたらと流れてくるので、一日のうち何度か鼻をかむ必要がありました。

 

しかし3日もたてば鼻水も止まり、完全治癒と言える状態に。

 

症状の流れとしては、健康優良児の旦那がたどってきた特徴とよく似ているので、私の場合は膠原病があるからと言って特別な症状や重症化することはありませんでした。

 

うくちゃん
無事に回復してよかったねぇ
お母ちゃんは元気が一番!
れれくん

 

基礎疾患がある人はコロナにかかると重症化しやすいといわれているので、感染が分かった時はどうしようかと思いましたが、普通の風邪よりも回復が早かったので、肩透かしを食らった感じです。

 

今回この記事を書くにあたりいろいろと調べてみたのですが、コロナウイルスに感染し重症化する恐れが高いという報告があった疾患は主にこのようなものだそう。

 

重症化リスクが高い疾患

糖尿病、高血圧、慢性腎臓病、心血管疾患、喫煙者、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、妊娠後期、肥満(BMI 30以上)

参考:日本リウマチ学会

 

そもそも膠原病は高リスク疾患の中に入っていないんですね。。。

 

リウマチ情報センターというサイトでは、「膠原病・リウマチ患者さんのための新型コロナウイルスについてのQ&A」というページで、コロナと膠原病の関係性について書かれています。

 

多くの方が様々な心配を抱えているようですが、コロナウイルス感染、ワクチン接種ともに、膠原病やリウマチだから危険が高いという確固たるエビデンスは見つかっていないそう。

 

このページに寄せられていた主な質問は・・・

  • ワクチンをきっかけに寛解していた症状が悪化したら?
  • 膠原病で服用中の薬があるのでワクチンはできない?
  • 免疫抑制剤を飲んでいるのでコロナにかかりやすいのでは?
  • 免疫抑制剤を飲んでいるのでPCR検査の結果に影響が出るのでは?
  • 潜伏期間が普通の人より短いのでは?
  • 膠原病の治療中なので重症化しやすいのでは? などなど

 

沢山の疑問・質問に対する答えは特に心配する必要がないというものが大半でした。

 

質問者の中には、コロナに感染するのが怖くて免疫抑制剤を投薬されているのに飲んでいないという人も。

 

コロナを防ぎたいがためにとった行動が持病を悪化させてしまっては本末転倒ですよね。。。

 

ニュースやネットでの情報をサラリと聞いただけで鵜吞みにせず、自分に当てはまる確かな事を知る必要があるなと思いました。

 

もちろん、個人個人の状態や服薬状況により変わってくるので、かかりつけの医師にすぐに相談するのが一番ですね。

 

膠原病持ちがコロナに感染したら【後半】のまとめ

コロナウイルスが流行り出してから2年半のあいだ逃げ切っていたので、きっとこのまま感染することなく終息するんじゃないかなと思っていたのに、何があるか分からないものです。

 

旦那が感染した後すぐに私が、そして娘が感染し、一週間遅れで息子も感染してしまい、家族全員を巻きこんでいったコロナですが、みんな軽症で済んで本当によかったと思っています。

 

一度感染したとしても、再感染する可能性もあるそうなので、これからも気を抜かずに対策していかなくちゃと思ったのでした。

 

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