ハロー!うくれれです。
ワーキングホリデーや長期留学などで、長い間日本を離れていると、帰国したときに発見する「日本らしさ」にビックリした経験がある人って、多いと思います。
私は人生で初めての海外がワーキングホリデーという長期のモノだったのですが、一年間日本をはなれていると、帰国した瞬間から驚きの連続!
今回はそんな「ワーホリ(長期留学)帰国後あるある」をまとめてみました!
ワーホリ経験者は共感を、また、これから日本に帰る方には覚悟と期待をしていただければ幸いです!
Contents
ワーキングホリデーや長期留学から帰国するとびっくりすることがたくさんある!
ワーキングホリデーでニュージーランドに渡航し、大満足の一年間を過ごした私。
ビザの期間中オーペア(住み込みのベビーシッター)としてめいっぱい働き、ファミリーとの絆も深くなり、ニュージーランドのいろんなところに旅行もしたし、ついでに(意図せず)彼氏(未来の旦那さん)もできたし、これ以上ないくらい楽しみつくしました。
人生で今一番輝いてる!!っていうのを体現したようなワーホリ。
帰国前には「あぁ、もうこの生活も終わってしまうのか…」という寂しい気持ちと同時に、「久しぶりに日本に帰るの超楽しみ~~!!」というルンルンワクワクの高揚感もありました。
日本に帰る日が近づくにつれ、家族や友達へのお土産をそろえたり、スーツケースに荷物を詰めて、いらないものは処分して、ワーホリ中に出会った友達にさよならを言って、、、。
気持ちは少しずつ日本へ向かってシフトしていきました。
帰国後の就職など多少の不安はありましたが、とにかくワーホリという非日常がいったん終わるのにホッとしつつ、充実感をかみしめつつ、帰国便に乗ったあの日。
飛行機の機内ではまだ英語が必要で、ワーホリがしっかりと「終わった」と感じたのは、福岡空港の入国審査が終わり、待合室への自動ドアが開いた瞬間でした。
(今思い出しても鳥肌が立つ~~)
福岡空港の国際線到着ロビーってあまり広くはないのですが、それでも自動ドアが開いた瞬間に沢山の日本語が目に入ってくる!
周りの人たちはみんな日本語で喋ってる!
興奮を抑えきれず辺りをキョロキョロすると、自動ドアから出てきた私の姿を確認して目に涙を浮かべる母と、その隣で手を振って合図する父の姿を発見!
嬉しくて駆け寄り、「ただいま~~」と両手をあげた瞬間、それまで愛娘の帰国が嬉しくて目を潤ませていた母から衝撃の一言が。。。
「あんた、服ダサいなぁ、どうしたん?」
日本に帰るからと、自分なりに日本人っぽくおしゃれにキメてきたつもりだったのに、田舎のおばちゃん(母)から「ダサい」という驚愕の言葉をいただいた私。
これは結構ショックで、急いで服を買いに行かないとやばいなと思ったんですが、ワーホリや長期留学明けにダサくなって帰国する人って結構いるらしい。
見事に「帰国後あるある」にハマった私だったのですが、まだまだ沢山の人の共通する「やりがち・ありがちな事」を経験しましたので、以下にご紹介していきたいと思います。
ワーホリ帰国後あるある16選!英語・メンタル・ファッションなど逆カルチャーショックに大興奮!
ワーホリや長期留学で海外に長くいると、私のように「ダサくなった」と突っ込まれる人が結構いるというのが「帰国後あるある」の一つ。
それ以外にも沢山の人が感じているであろう「あるある」をまとめてみました。
ワーホリ帰国後あるある①自販機に感動
日本に住んでいると、もはや風景として認識されるほど沢山並んでいる自動販売機も、ニュージーランドではほとんど見かけることはありません。
ワーホリの始めの頃こそ自販機がなくて不便だなと感じていましたが、時がたつにつれその存在も忘れかけていました。
帰国して空港の出口に自販機が5台くらいずらりと並んでいるのを見て大興奮!
一年間口にすることのなかった缶コーヒーを買って、「そうそう、この味!」と帰国を実感した人も多いのではないでしょうか。
ワーホリ帰国後あるある②コンビニに直行する
空港から出たら、一番近いコンビニにとりあえず寄る!
そしてとりあえずおにぎりとサンドイッチとブラックサンダーとストローをさして飲むカフェオレを買う。(さっき自販機で缶コーヒーを買ったばかりなのに)
日本のコンビニは売っているものはおいしいし、品ぞろえは豊富だし、キレイだし、店員さんは優しいし、海外から帰ってきたらまずコンビニ!という人は帰国者全体の90%を占めているのでは?と個人的に思っています。
ワーホリ帰国後あるある③白米をおかずにして白米を食べる
海外に行くと、主食がパンや小麦を使った食品という国が多くありますね。
お米を主食とする国ももちろんありますが、日本のツヤツヤの白米に勝るものはない!
帰国後に初めて白米を口にした時には、その香りと艶と甘み、旨味が体全体に駆け巡り、白米をおかずにして白米をおちゃわん一杯食べられそうな気持ちになりますね。
ワーホリ帰国後あるある④スナック菓子の味が薄いと感じる
この投稿をInstagramで見る
ニュージーランドでハマったお菓子に、「アーノッツ シェイプス」というクラッカーがありました。
オーストラリアやニュージーランドでは定番お菓子として知らない人はないくらい有名なシェイプスのなかでも、チキンドラムスティック味というフレーバーの虜になった私。
こんなおいしいお菓子があるなんて、ぜひ日本の皆にも食べてもらいたい!と思い、おみやげに沢山買って帰ったのです。
きっと嬉しい反応が返ってくると思い、家族に食べさせたのですがみんな揃って「しょっぱすぎる!」と言い、ぜんぜん食べてくれず、ショック!
外国の味の濃いお菓子になれてしまい、すっかり自分の舌が正しいと思っていたけど、実は日本人には刺激が強すぎだった!
逆に日本のお菓子を食べたら味がお上品すぎて物足りないと感じてしまったのでした。
ワーホリ帰国後あるある⑤個包装が過剰
外国のお菓子をおみやげでもらったことのある人は知っていると思いますが、箱の中にドバっと入っていて、荒っぽいイメージがありますよね。
日本のお菓子は箱を開けると一つ一つ丁寧に個包装されていて、めちゃくちゃお上品。
なんですけど、荒っぽい海外のお菓子になれてしまった人が日本のお菓子を手にすると、丁寧な個包装がすごくもったいないなぁと感じます。
プラごみのリサイクルなどの分類がきちんと決められているので、ゴミがゴミで終わる心配はないのかもしれないけど、やりすぎじゃないかなぁ。
日本のお菓子って、帰国するたびにどんどん小さくなっていくと思っているんですけど、過剰包装をやめれば、浮いた費用を本体に使えるんじゃないかなぁと思う。
ワーホリ帰国後あるある⑥背が伸びたように感じる
ニュージーランドのように背の高い人が多い国では、家の中の洗面台やキッチン、タンスや物置などすべてが高い場所に位置しています。
台所のシンクだと、身長155cmの私のおへそのあたりまであるので、日本人には高いなぁと感じちゃう。
一年ぶりに日本の家に帰ってみると、ありとあらゆるものが低く感じるため、自分の身長が伸びたのでは?という錯覚に陥ってしまいます。
ワーホリ帰国後あるある⑦家の中を何秒で走れるか計る
ニュージーランドでは一般的な一軒家に住んでいたのですが、やはり日本とはサイズも違いますよね。
オーペアでは双子の男の子のお世話をしていたのですが、家じゅうを走り回る彼らを追いかけてバタバタしたものです。
ニュージーランドでは家の端から端まで移動するのにかなりの距離があったのですが、日本の家はすぐ目の前に端がある!
あんまり狭く感じたので、家の中を何秒で走れるかタイムを計った記憶があります。
ワーホリ帰国後あるある⑧目が悪くなったように感じる
中学生の頃からメガネとコンタクトレンズを使用しているのですが、ニュージーランドに初めて降り立った時、遠くを見て自分の目が良くなったと錯覚した経験があります。
ニュージーランドの空気は澄んでいて、霞がかっていないのと、高層ビルなどの建物がほとんどなかったため、遠くまで見渡すことができたからです。
逆に日本に帰ってきたら、ちょうど帰国した時期が春だったというのもありますが、花粉や黄砂などでもやがかかったようなお天気で、視力がめちゃくちゃ落ちたなぁと感じてしまうくらいでした。
ワーホリ帰国後あるある⑨日本語が通じて感動する
コンビニやガソリンスタンド、通りすがりの人さえもみんな日本語が話せるというのは当たり前なんですけど、その当たり前にすら感動してしまった。
ワーホリや留学中は日本人との触れ合いがあまりなく、心の底からガッツリ日本語を喋ることがなかったので、日本語が通じるという環境のすばらしさを再確認することができました。
ワーホリ帰国後あるある⑩外人さんをみると話しかけたくなる
ワーホリで一年間英語圏で生活すると、自分なりに英語が喋れるようになったという自信がつきますよね。
せっかく覚えた英語も、九州の田舎では全く力を発揮する機会もなく、たま~~に見かけた外人さんに話しかけたくてうずうずしてしまう!
九州でこんな調子なので、東京など外人さんが多く住んでいる地域だと、ワーホリ後も英語力をキープしやすいかもしれないですね。
人によるとは思いますが。
ワーホリ帰国後あるある⑪両親にハグしてしまう
日本では大人になってから両親の身体に触れたりすることってほとんどないのではないかなと思いますし、私も海外に行くまでは親と体が触れ合うのが少し恥ずかしく感じていました。
ニュージーランドでは初対面の人でもハグをするのは珍しくなく、友達同士でもあいさつ代わりにハグは普通。
そんな感じだから、帰国して両親を一目見た瞬間両手を広げてハグを交わしましたよね。
でも、空港での再開の興奮はほんの一瞬で、それ以降もとの日本人らしいふるまいに戻りましたけど。
体のふれあいって、心の距離感も近くなるし、悪くないと思うんですけど、日本という現実に引き戻されたら徐々に恥ずかしくなる、というのもあるあるだと思います。
ワーホリ帰国後あるある⑫TOEICに挑戦したくなる
ワーキングホリデーで一年間英語圏にいると、当然のことながら英語力に自信がつきますよね。
日常会話位なら何とかなるけど、自分の実力がどのくらいあるのかは未知の世界。
そこで指標になるものがほしくなり、TOEICを受験してみようという気持ちになるんですよね。
帰国したばかりの今ならかなり良い点数とれるんじゃないの?と期待して受けたTOEICですが、自信とは裏腹の結果に落ち込むことに。
語学学校に通っていた人ならもっといい点数とれたりするんだろうけどなぁ。
日常会話とアカデミックの違いは大きいと身に染みて分かった体験でした。
ワーホリ帰国後あるある⑬英語を使った就職先を探す
TOEICを受験するのと似ていますが、せっかく英語が喋れるようになったから、英語を使った仕事がしてみたい!と思いますよね。
帰国後にいろいろと探した中で、子供英会話講師を募集している求人情報を見つけました。
ワーホリでは2歳の双子ちゃんたちを毎日相手にしていたので、子どもの英語ならイケるんじゃないか?と高をくくって受けてみたのですが、結果は見事不採用!!
ちょっと英語が話せるからって、英語を使った職業につけるわけではない。
帰国後の就職先を英語が使えるところにしたかったら、ワーホリ中にそれなりの下準備やきちんとした勉強が必要なんだなと分かった体験でした。
ワーホリ帰国後あるある⑭道が狭い
ワーホリ中はニュージーランドの公道を車でスイスイ走り、休日は歩道をガツガツ歩き回ったため、とっても広くて運転しやすい道路になれてしまった私。
帰国して実家に帰る途中の道で、田舎に向かうにつれだんだんと道が細く狭くなって、しまいには歩道もなくなり、一本道になり、離合しないと通れないところまで来て。。。
(実家、どんだけ田舎やねん)
広い道路になれてしまっていたので、帰国してすぐは運転するのがちょっと怖かったですね。
狭い道路で歩行者をよけつつ、路肩にハマらず、離合もスイスイ運転していく。
世界で一番運転が上手いのは日本の田舎に住んでいる人だと思う。
ワーホリ帰国後あるある⑮知らない芸能人がテレビに沢山出てる
日本のテレビってすごく面白いので、ワーホリ中はお友達から借りたビデオ(当時はまだVHSが多かった)で日本のお笑いを見て癒されていました。
帰国後も実家暮らしだったので、家では四六時中大好きなテレビがついている状態だったのですが、画面に映る人たちの中に知らない俳優・女優さんが。
今一番流行ってる女優さんやで~と言われても全く分からず。
男の子の友達からの渾身の一言「俺、綾野剛に似てるっていわれる」というのに「それ誰や」と返してしまったのはちょっとかわいそうだったなぁ。
きっと自信あっただろうから。
ワーホリ帰国後あるある⑯太ったけどすぐ痩せた
ワーホリや海外留学で長期間日本をはなれると、食生活の変化やストレスから過食になり、軽く10キロは太ってしまうというのはあるあるですよね!
私ももれなく10kg近く太って、まるまるとしたおいしそうな体型で日本に帰国しました。
それもそのはずで、ワーホリ中は250gの板チョコを一晩でバリバリ食べたり、2リットルの箱入りアイスクリームにそのままスプーンを突っ込んで食べたりしていましたからね…。
日本ではお菓子も食材も小さなサイズで売られていますし、レストランの食事のボリュームもとてもお上品。
実家では魚中心の和食が主なので、カロリーなんかゼロに近いですよね。
既に誰か作ってるかもしれないけどサンド伊達のカロリーゼロ理論好き pic.twitter.com/9SOzMWNH5T
— アンちゃんMHXX【ゆるゆり公式(自称)】 (@anai501rr) July 16, 2018
食生活が正常に戻ったので、これからダイエット頑張るぞ~という気合を入れる暇もなく痩せていきました。
もし今現在ワーホリで太ってしまって将来が心配という方がいたら、ぜひ安心していただきたい。
日本に帰ればいやでも痩せると思って、現地でしか食べられないおいしいものをたくさん食べつくして欲しいです。
ワーホリ帰国後あるある16選のまとめ
ワーホリで日本から離れると、海外の良さと同時に日本のすばらしさも再確認できますね。
今は一年に一度のペースで里帰りしていますが、ワーホリ終了の時と同様に日本に帰るたびに感動と感激でいっぱいになります!
逆カルチャーショックって、外に出たことのある人だけが感じることのできる特典で、経験できる人はラッキーなのかもしれないですね!