ニュージーランドのガイドブック
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海外生活

ニュージーランドのガイドブックにある国民性はうそ?本当?在住歴15年目の主婦がジャッジしてみた!

ハロー!うくれれです。

ニュージーランドに始めてきたときはワーキングホリデーでしたが、初めての海外ということもあり、ガイドブックを読み込んでどんな国なのか想像を膨らませていました。

 

なんせそれまで日本から一歩も出たことのない田舎者だったので、ガイドブックに書いてあることすべてが本当だと信じ込んでいて、日本人とは違う風習や習慣に興味津々だったことを覚えています。

 

ワーホリも無事終わり、ニュージーランドに完全移住してから早15年の月日が経ちましたが、いまここでそのガイドブックに書いてあった国民性や習慣などが正しかったのか、答え合わせをしてみようと思います。

ニュージーランドのガイドブックにある国民性はうそ?本当?生活習慣や異なる考えが面白い!

 
 
 
 
 
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ニュージーランドに初めて来た時はワーキングホリデーだったのですが、当時利用していたエージェントからのプレゼントとしてガイドブックをもらいました。

 

私がワーホリに来たときは今のようなネット環境はなく、まだまだ紙媒体のガイドブックが主流だったころです。

 

ガイドブックのタイトルは何だったかよく覚えてないんですが、たぶん「地球の歩き方」シリーズだったような?

 

もらったガイドブックを大切に何度も読み込み、バスや電車の乗り方のページにラインを引き、行ってみたいお店のページに付箋を貼り、、、。

 

楽しみすぎて暗記する位ガイドブックを読み込んだのですが、各国のガイドブックにはその土地の便利な情報のほかに、国民性や風習などの基本情報も掲載されていますよね。

 

国によってその国民性などは様々ですが、ニュージーランドも日本とはかなり変わったその国の「常識」があり、当時の自分にはとても興味深く、またカルチャーショックを受けたものです。

 

ニュージーランドの国民性、風習、生活習慣などでおもしろいなと感じたものといえば、こんな感じ。

 

ガイドブックにある国民性

  • 愛国心が強い
  • 雨が降っても傘をささない
  • 雨が降っても洗濯物を取り込まない
  • 仕事よりプライベートを大切にする
  • みんなラグビーが好き
  • 裸足が大好き
  • シャワーは5分で済ませる
  • おおらかで優しい人が多い

 

雨が降って傘をささないと体が濡れちゃうし、靴を履かないで外へ出たらお母さんに叱られちゃうし、日本の常識とは違うものが多いですよね。

 

海外に行ったことがなかった私は、ガイドブックに書かれてあることはすべて本当だと思っていました。

 

ニュージーランドのガイドブックにある国民性の真相を在住歴15年の主婦がジャッジしてみた!

 
 
 
 
 
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ニュージーランドに移住して15年目の今、心は日本人のままですが、生活習慣はかなりこの国のやり方に染まってきたなぁと感じるこの頃。

 

海外未経験だったころに読んだガイドブックに書かれていたこれらの特徴は本当なのか、これまでに出会ってきた人や経験をもとに、厳密にジャッジしていきたいと思います。

 

その①愛国心が強い、は本当!

ニュージーランドは日本と同じ島国で、直接隣り合った国が存在しません。

 

海の中にポツンと浮かぶニュージーランドは、大昔は危険な動物もおらず、天敵がいないという理由で沢山の種類の美しい鳥たちが生活していました。

 

そのような孤立している状況なども関係しているのか、ニュージーランドの人たちは、この国の国民であることに誇りを持っている人が多い。

 

ニュージーランド人は自分たちの事をみずから「キウイ」という愛称で呼びます。

 

ニュージーランドの文化や独特のものを「キウイアナ」と呼び、この国で育つ子供たちの事は「キウイキッズ」、キウイバードのような旦那を「キウイハズバンド」と呼ぶ。

 

 

日本人も自国の歴史や文化に誇りを持っているのは確かですが、キウイの人達とはちょっと種類が違うかな。

みんなが純粋にニュージーランドを愛しているといった感じがします。

 

その②雨が降っても傘をささない、は本当!

ニュージーランドでは6月から8月の間を冬としていますが、冬はほとんど毎日と言っていいほど雨が降ります。

 

雨が降ると言っても、朝から晩まで一日中降り続けるのは逆に珍しくて、降ってはやみ、降ってはやみを延々と繰り返す。

 

家を出る前は土砂降りだったから、レインコートを着て、長靴を履いて、大きな傘をさして完全防備して出かけても、100メートル歩いたらすっかり晴れている、ということもしょっちゅうなんですよね。

 

傘を持って外出しても、タイミングによっては全く使わずに、荷物になるだけで終わってしまうこともしばしば。

 

細かなことはあまり気にしない人が多いニュージーランドは、少しの雨なら濡れる方を選ぶという人が圧倒的なのでしょう。

 

その③雨が降っても洗濯物を取り込まない、は本当!

雨が降っても傘をささない、という理由と似ていますが、冬の期間は雨が降ったりやんだりを繰り返すので、多少の雨では洗濯物を取り込まない家庭が多いようです。

 

いきなり降ってきたと思って、急いで外の洗濯物を取り込んでも、作業が終わる頃にはもう雨が上がっていますから。

 

そして、雨の合間の日差しも結構強いので、小雨程度の濡れ具合ならすぐに乾いてしまいます。

 

無駄な労力になるので、基本干したまま!

 

その④仕事よりプライベートを大切にする、は本当!

ガイドブックには、ニュージーランドに住んでいる人たちは、仕事よりもプライベートを優先にするお国柄と書かれていました。

 

実際それを目の当たりにしたのは、結婚したての頃に旦那が

 

「明日はNBAのファイナルがあるから、仕事いかない!」

 

と言って、テレビをみるために仕事を休んだ事でしょうか。。。

 

当時の私にとってはすごく衝撃的で、テレビをみたいという理由で仕事を休んでいいのかと、めちゃくちゃ驚きました。

 

会社に休みの理由を告げる時も、きちんとNBAファイナルをみる!と言ってましたし、会社の人も「それはイイね!」って。。。

 

職種にもよるとは思いますが、有休もたまりすぎると早く休め!って会社から言われたりします。

 

勤勉で真面目、責任感がある人が多いため、プライベートの用事より仕事を優先する傾向にある日本人からしたら羨ましい話ですよね。。。

 

その④みんなラグビーが大好き、はほぼ本当!

 
 
 
 
 
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ニュージーランドが世界に誇るスポーツと言えば、オールブラックス率いるラグビー。

 

ラグビーはこの国を象徴すると言ってもいいくらいの市民権を得たスポーツで、小さな子供から大人までプレーしている人は多いですね。

 

オールブラックスの選手はテレビCMに出ていたり、企業のイメージキャラクターに採用されたりしていて、ラグビーに興味がない私でも、数名の選手は知っているくらい。

 

そんな感じなので、国民全員がラグビーに熱狂しているんじゃないかと思いきや、そうでもないなぁと感じたのが正直なところかな。

 

ワールドカップなど大きな大会がある時は、国中が盛り上がっていますが、日常生活でいつもラグビーが語られているわけでもない。

 

本当に熱狂的なファンはもちろんたくさんいるんだけど、、意外とにわかファンも多いのでは?と思いました。

 

日本でもサッカーワールドカップが始まったらにわかファンが増えるのと同じで、その都度、その都度でラグビーを楽しんでいる人もいるということですね。

 

その⑤裸足が大好き、は本当!

日本で生まれ育ったお行儀のよい私は、玄関や勝手口の土間に一歩でも足を踏み入れるなら必ずスリッパをはいていました。(私たちにとっては当たり前ですよね)

 

そんな私は、初めてニュージーランドに来た時、住み込みのベビーシッターとして働いていたのですが、子どもたちもその両親も、ちょっとの外出なら靴を履かずに平気で外に出る。

 

足の裏が汚れるし、そのまま家に入ったら床が泥や足の裏の垢で大変なことになっちゃうと心配したものですが、こっちの人は全然気にしないみたいですね。

 

そのくせ大半の家庭では、家に入る時にはきちんと玄関で靴を脱ぐので不思議だなぁと思いました。

 

家にはいる時には靴を脱ぐんだけど、裸足でも平気で外出するって、ちょっとつじつまが合ってませんよね~~?

 

一番ショックだったのは、大型ショッピングモールに裸足で買い物に来ている人を見た時かな。

 

しかも素足のままトイレに入っていった時には卒倒しそうになりました。

公共のトイレって、汚いよ?

濡れたトイレの床なんて、靴の裏でも踏みたくないのに、どういう神経しているんだろうと。

 

ニュージーランドに住んで15年間の経験の中で一番理解できない風習かもしれません。

 

その⑥シャワーは5分で済ませる、は本当!

日本人が海外に来た時に一番恋しくなるのが、あたたかいお湯をたっぷり張って、リラックスするお風呂時間ではないでしょうか。

 

しかし世界中の多くの国では、日本のように毎日お風呂にお湯をためて浸かる習慣がないそうで、ニュージーランドもその多くの国の中の一つ。

 

ワーホリでこちらに来た時、一緒に住んでいたファミリーが私専用のシャワールームを用意してくれていて、とってもありがたかったのですが、海の家にあるような、アルミの床で、シャワーヘッドが壁に張り付いているタイプだったんですよね。

 

シャワーが動かせないので、体中洗い流すのにすごく苦労していました。(特にお尻と足の裏!)

 

さらにファミリーからは、シャワーはなるべく短時間で終わらせてくれと念押しされていたので、限られた時間でいかに体をきれいにするか、毎回が勝負でした。

 

というのも、ニュージーランドの一般的な家庭にはホットウォータータンクという、電気で温めたお湯をためておくタンクが設置されています。

 

タンクの大きさは様々ですが、よっぽど大きなものを除き、大人4人くらいがシャワーしたらお湯が底をついてしまうくらいの量しか貯めることができません。

 

1人がお湯を使いすぎると、後に使う人の分がなくなり、シャワーの途中で冷水に切り替わるなんてことも。

 

もともと水を大切にする文化がある国ですので、シャワーの時間が短いというのは常識ととらえているのでしょう。

 

その⑦おおらかで優しい人が多い、は本当!

ニュージーランドは国自体の雰囲気がとってもリラックスしていて、細かなことは気にしない人が多い。

 

とってもおおらかで、他人と自分の間にバリアがあまりない印象を受けます。

 

外を歩いていると知らない人が声をかけてくるのは日常茶飯事だし、すごく話し込んでいる人たちを見かけても、実はすれ違っただけの関係だったり。

 

移民の多い国ですが、問題になるような人種差別もほとんど見たことがないですし、世界中から移住してきた人たちも、ニュージーランドの雰囲気をポジティブに受け入れている感じがします。

 

海外に行きたいけど勇気が出ない、安全な国に行きたいと考えている海外初心者の人はニュージーランドは結構おすすめかもしれない。

 

おおらかすぎてバスが30分以上遅れるとか、水道屋さんに家に来てもらう約束をしていても指定の時間に現れず、次の日にひょっこり顔を出すなんてこともありますが…。

 

うくちゃん
水道屋さんが現れなくても平気でいられるようになった。
郷に入っては郷に従えということだね。
れれくん

 

ニュージーランドのガイドブックにある国民性はうそ?本当?のまとめ

ワーホリ当時のガイドブックに書いてあったことは、おおかた本当だったことが分かりましたね。

 

ただ、現在のニュージーランドでは、15年前とは大きく変わってしまっていた部分もありました。

 

例えば、日本より物価が安かったのに現在は逆転してしまったとか、午後5時になったらお店が全部閉店していたのが、今では夜中まで開いていたりとか。

 

15年前に比べると移民の数も劇的に増え、また、インターネットの発展などでいろいろな文化が簡単に手に入る時代になったというのも影響していると思います。

 

しかし、キウイのおおらかさや優しさは今でも変わらず、ニュージーランドの一番の魅力は人々の温かさなんじゃないかなと思っています。

 

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