英語にかぎらず、人に会えば必ず口にするあいさつの言葉。
当たり前のように使っている「Hello(ハロー)」ですが、当たり前すぎてHello以外の一言がとっさに出てこないという方も多いのではないでしょうか。
挨拶は会話のつかみになりますし、「Hello」以外にもいろんな種類の言葉で表現できたらかっこいいですよね!
この記事では、英語で「Hello(ハロー)」以外に使えるあいさつの種類や言い回しについてご紹介していきたいと思います。
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英語のあいさつは「Hello」以外の言葉を使う人がとっても多い?
ワーキングホリデーで初めて海外生活を体験した2006年から、長い時間をニュージーランドで過ごしていますが、こちらに来た当初は英語でかわす挨拶さえも、とっても難しいなと感じる位の英語のレベルでした。
今でこそ普通の会話に困ることはめったとなくなりましたが、やっぱり聞いたことない単語や言い回しに出くわすことは多々あります。
会話のつかみとなるあいさつの場面でも、「おやおや、これはどういう意味?」と、一瞬戸惑ってしまうこともあったりして。。。
日本では、学校の英語の授業で習った英語のあいさつに
「Hello. How are you?」
の一辺倒だったような記憶がありますが、実際に英語であいさつするときに「Hello」が第一声に出てくるという人、たくさんいるのではないでしょうか。
私もそのうちの一人で、誰かに会うと必ず「Hello!」と口に出してしまいますが、海外で生活していると「Hello」は実は少数派だということに気づきます。
大多数の人が丁寧に「Hello」という代わりに「Hi」という軽~い挨拶をしているということに!
スーパーマーケットのレジの人から、子どもたちの学校の先生、お医者さんや社長さん、総理大臣の公式なインタビュー時 ですら「Hi」を使っているんですよね。
英語のあいさつで「Hello」以外のかっこいい言い回しや種類!
英語のあいさつで「Hello」を使う人よりも、「Hi」を使う人の方が圧倒的に多いというのが、海外生活15年目の正直な感想なのですが、日本語でも沢山のあいさつの種類があるように、英語も「Hello」や「Hi」以外の言い回しがよく使われています。
「Hello」のように、挨拶の第一声としてよく使われる言葉にこのようなモノがあります。
Hi
前述したように、「Hello」に変わる代表的な挨拶が「Hi」ということがとてもたくさん。
友達や家族など親しい間柄で使われるのはもちろん、学校の先生や会社の上司などの目上の関係の人に対しても「Hi」が多いです。
知らない人、例えばお店の店員さんとか、初対面でかわす挨拶も。
日本で生まれ育っている自分にとって、「Hi」ってカジュアルすぎて初対面の人にはちょっと失礼なんじゃ・・・?と思ってしまいますが、「Hello」のほうがちょっと珍しい人と思われてしまうのかもしれないですね。
Hiya
「Hiya」というのも「Hello」にかわる挨拶としてよく耳にします。
日本語に訳すと「やあ」「おっす」「よお」だそうですが、「こんにちは」がカジュアルになったような印象ですね。
自分も「Hiya」を何となく使っているのですが、あらためて調べてみたところ女性がよく使う挨拶の言葉だそう。
そういわれてみれば女性が使っているのかな~?という感じもしますが、男性から「Hiya」とあいさつされた事もあるので、特に女性言葉というわけでもないのだと思います。
Hi there
「Hi there」というあいさつも「やあ」「どうも~」「こんにちは」という意味を持っています。
ただこの「Hi there」はちょっとそこらへんで会った人に使うよりも、お店の店員さんや、レストランやホテルの受付の人などがかけてくる挨拶としてよく耳にする言葉です。
また、病院やレストラン、美容院などの予約の電話、問い合わせの電話などをかけた時にも「Hi there」を使うことが多いですね。
なぜ「こんにちは」のあいさつに「there」がくっついているのか?
気になりつつ15年間そのままにしておいた謎ですが、今回この記事を書くにあたって調べてみたところ、「there」の意味は特にないらしい。。。
「there」を付けることによって、話しかけている対象の人の気を引くためだという説があるみたいです。
もう一つは、「there」はその人の名前の代わりに使われているという説。
「Hi Jason!」「Hi Amy!」のように、「Hi」の後に相手の名前を呼ぶ感覚で「there」が付けられているそうです。
確かに、お店の店員さん何かはお客さんの名前を知っているわけはありませんので、名前の代わりに「there」をつけて、親しみを込めた挨拶として使っているのですね。
Yo!
「Yo!」という言葉も「Hello」の代わりに使われることがよくありますが、言葉のイメージ通り、結構仲の良い間柄でかわされる挨拶の言葉です。
日本語でも「よう!」と言って挨拶することありますよね。
英語の「Yo!」も全くこれと同じ使い方、同じニュアンスだと思っていいと思います。
男性の友達同士とか、男性が親しい女性に向かって使うことが多く、女性が使っているのはほとんど聞いたことがないですね。
色んな種類の「Hello」に変わるあいさつがありますが、じゃあ「Hello」はいつ使えばいいの??と疑問になるところ。
もちろん、普段のあいさつで「Hello」を使う人だってちゃんといますが、あいさつのなかではきっちりしているイメージがあります。
英語圏で生活していて「Hello」を一番よく使う機会は、かかってきた電話を受ける時が多いかな。
その時の発音は語尾を上げて「ハロ~?」「もしも~し?」という感じで使います。
それ以外で「Hello」を使うときって、小さな赤ちゃんや子供に話しかける時とか、ワンちゃんをめでる時とか、すっごく丁寧なお年寄りが挨拶するときくらいではないかなと、自分では感じています。
英語のあいさつで「Hello」に続く会話の進め方に便利なフレーズは?
日本の学校の英語の授業では、あいさつの言葉と言えば
「Hello. How are you?」
が王道で、実際の会話でも「How are you?」は本当によく使われるフレーズです。
もちろん「How are you?」にもいろいろなパターンがあって、どれも「元気ですか」「なにしてるの」というような軽い意味合いを持つものばかり。
「How are you?」一辺倒では面白くないし、ちょっとカッコよく聞こえるあいさつを使ってみたい所ですよね。
というわけで、普段話している人たちが「こんにちは」の後にどんな言葉を続けているのかな?というのを集めてリストアップしてみました。
「元気ですか」
- How are things?
- How's everything?
- How's it going?
- How are you doing? など
「何してるの」「最近どう」
- What's up?
- What's new?
- What's going on?
- What's happening?
- What are you up to?
- How have you been? など
いろいろな「Hello」「Hi」に続くフレーズがありますが、これらの中でも特によく耳にしたり、実際に使っているのは
- How's it going?
- What's up?
- How have you been?
- What are you up to?
この辺のフレーズかなと思います。
ニュージーランドに移住してきたばかりの頃、旦那の弟と一緒に住んでいた時期があったのですが、彼が毎朝おはようの代わりに言う言葉が
「What are you up to?」で、毎朝あさイチで「アップトゥ―」って一体何なのよ??と疑問に思っていた時期をしばらく過ごしたなぁ。。。
ただの挨拶でしかなかったということに気づいた時は、本気で英語の勉強頑張らなくちゃと思いましたね。。。
英語のあいさつ「Hello」以外の使える言い回しや種類のまとめ
英語のあいさつで「Hello」以外に使える言い回しや言葉をご紹介しました。
あいさつって、どんな言語でもコミュニケーションの入り口で、とっても大切な言葉ですよね。
なんとなく過ごしてきた海外生活で、積極的に「Hello」「Hi」以外のあいさつを使ったことはありませんでしたが、この記事を書いたことを機にいろんな言い回しを試してみようと思いました。
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