ワーホリや留学、海外赴任などの理由で海外に長期滞在する予定のある時や、海外旅行で英語を使って現地の人と楽しみたいときなど、英語の勉強を頑張るタイミングってありますよね。
出発までにどれだけ効率的に英語力を向上させることができるのか、独学で効果的な勉強方法ってあるの??
気になる答えについて・・・私自身がワーホリ出発前に本気で取り組んだ英語の独学方法をご紹介したいと思います。
Contents
独学で英語力を向上させることは可能?勉強方法を工夫して着実にアップ!
英語を勉強している人の目的は様々ですが、独学で英語力を向上させることができれば嬉しいですよね。
世の中には沢山の英会話の教材や、英会話スクールなどがあふれていますが、特に英語に自信がない時は独学でやってもあまり成果はないのでは?と思ってしまいますよね。
英会話スクールに通ったり、英語を教えてくれる人に直接教わることはとっても大事だと思いますし、すごく身につくことはまちがいありません。
だけど、英会話スクールや英語のクラスだと、勉強できる時間や回数も限られるうえ、お金も結構かかりますよね。
もっと沢山英語の勉強に向き合って英語力を向上させたい!と考えている人にとって、独学で英語を勉強することは英会話スクールで学ぶこと以上に真剣に取り組むべきことだと私は思います。
ニュージーランドのワーホリが人生で初めての海外だった自分、出発前は独学でかなり勉強してきたと思っていますが、おかげで現地についてから、人々が何を言っているのかは理解できるレベルまで達することができました。
思った以上に英語が理解できているなと驚いた記憶があります。
どんな勉強方法で英語力を向上させたのか、早速ご紹介しますね!
独学で英語力を向上させた勉強法はコレ!海外出発前に本気で取り組んだ使える学習方法を伝授
英語を独学で学ぶためには、継続的に、長時間英語に触れることがカギなんじゃないかなと、自分の経験上思っています。
力んで勉強に取り組んだり、わざわざきっちりと時間を決めて勉強…というスタイルはどうしても続きにくいと感じるので、独学のポイントは日常生活に取り込んでしまうこと!これにかぎりますね。
独学の英語勉強方法①暇なときは常に英語を耳に入れる
海外に住んでいると、いやでも英語が耳に入ってくることになりますが、日本に住んでいる以上は周りが英語だらけという状況に身を置く機会はほとんどありませんよね。
英語を身に着けるためにはなるべく長い時間英語に触れておくことがとっても大事ですが、環境的に難しい日本では自分でそういった状況を作るしかありません。
そこで役立つ方法が、耳だけでも常に英語に触れておくという勉強方法ですね。
田舎に住んでいたため移動はすべて車で行っていたので、車を運転するときは必ず英語の音源を聞くと決めていました。
ただ聞くだけでなく、聞き取った英語を口の中でもごもご繰り返してさらに理解を深めると、より効率的にリスニングのスキルがアップすると思います。
色んな種類の音源を聞き比べて、いろんな人の喋り方の癖に慣れたりするのもイイですが、自分は同じ音源(当時はCD)を、完全に理解できるまでひたすら繰り返して聞いていました。
不思議なもので、慣れてくるとそれまですごく早口に聞こえていた英語が、分かりやすくゆっくり喋ってくれているように感じるんですよね。
そこまで聞きこむことができたら合格!という感じですね。
この独学のおかげで、ワーホリが初めての海外だったにもかかわらず、相手の言っていることがおおかた理解できるくらいまでリスニング力をあげることができたので、本当におすすめです。
独学の英語勉強方法②日用品の名前は付箋で覚える
普段の生活でよく使う日用品の名前って、英語でなんて言えばいいのか知っているものも多いですよね。
でも、とっさに英語に言い換えることって意外とできなくて、一瞬考えたうえで「歯磨き粉は Tooth paste だね!」と思い浮かんだりします。
日用品こそ一番身近にあるもので、実際の海外生活でも会話の中に沢山出てくることから、なるべくたくさんの名前を憶えておきたいところ。
そんな時におすすめなのが、付箋を使った勉強方法なんです。
これは割と有名な英語の独学方法なので、知っている人も多いかも?
やり方はすごく簡単で、自分が普段使っている日用品(文房具、家電、化粧品などなど。。。)の英語名を付箋に書き、貼り付けておくだけ。
日用品を使うたびに英単語が目に入ってくるので、意識せずとも英語を頭の中に記憶することができます。
付箋をめにするたびに、口に出して発音するとなお記憶しやすいですよね!
日用品にかぎらず、家の中のドアや窓、電気のスイッチなどにも付箋をペタペタ。。。
例えば、電気のスイッチであれば単語ではなく
「Turn on the light(電気をつける)」
というような、動作につながる文章を貼っておくのもイイですね。
独学の英語勉強方法③独り言は英語でつぶやく
普段の生活では、英語を喋って会話の勉強をしたくても、周りにいるのは日本人だらけ、英語を使えるのは週一回の英会話スクールのみという環境の方も多いのでは。
自分もワーホリ出発前は外国人の友達に会話の相手になってもらう機会を設けていましたが、週一回、一時間と時間を決めていたので、はっきり言ってそこまで身につかないんですよね。。。
そこで、もっと沢山英語を口から出すことはできないかと考えた結果、意識して英語の独り言をいうようにしました。
意識せずに独り言を言う人っていますけど、自分はそうでなかったので、独り言をいうこと自体が最初は大変だなと感じました。
しかし、慣れてくると自然と口からブツブツと独り言が出てくるように、、、。
自分がこれから家を出発し、職場に向かうぞというときには、いちいち自分がしている動作を独り言でつぶやいてみたり。
「Put my shoes on(靴を履いて…)」
「Open the door(ドアを開けて…)」
「walk to the car park(駐車場まで歩いて…)」
「Start a car(エンジンをかけて…)」
一連の動作を英語でつぶやき慣れてくることで、英会話にそのまま活かすことができますね。
また、動作だけでなく自分の頭の中で考えている思考を英語に変換して口に出したり、一人二役でセルフ英会話もやっていました。
周りの人がみたらちょっとおかしな人に見えますけど、かっこよく英語を話したいという思いの方が勝っていれば、全然気にならなくなりますよ。
独学の英語勉強方法④映画は英語字幕必須
海外の映画やドラマなど、映像で英語の勉強をするのはみんな当たり前にやっていることかもしれませんね。
自分も海外の映画にはかなりお世話になっていて、ワーホリ出発前にはお気に入りの映画を何度も繰り返し見て、楽しみながら勉強をしていました。
英語の勉強に海外の映画を利用するとき、字幕を付けてどんなことを言っているのかを理解しながら学習するのは普通ですよね。
最初は日本語の字幕を付けて、どのような内容の話をしているのかを学ぶのも良いと思いますが、次のステップでは英語の字幕にも挑戦してもらいたい!
英語の字幕を付けることによって、日本語に訳された文章は実際に何と言っていたのかがわかるため、このような状況ではこういった言い回しが使えるんだな、というパターンなどを学ぶことができます。
日本語に翻訳されたセリフって、直訳されているのではなく、雰囲気で訳している文章が意外と多いので、結構面白く感じますよ。
また、英語の字幕を付けて映画を見るとわかるんですが、字幕が変わっていくのが早すぎる!
一つの文章を読み終わる前に字幕が変わってしまい、なかなか上手についていけないんですよね~。
そこで諦めずに何度も繰り返し観ることで、動体視力がつくというか、英単語を「アルファベットが順番に並んでいる単語」としてではなく、「形」として覚えるようになります。
パッと見で何の単語なのか分かるようになる、ということですね。
海外で生活していると、車を運転している時やバスに乗っている時など、標識や目印になる看板などの英単語を瞬時に読んで理解する必要がある場面ってたくさんあります。
一瞬の標識を見逃して、高速道路の出口を逃してしまった!なんて失敗も多々ありますので、英語を読む動体視力を鍛えるのって結構大切。
そんな場面に対応できるようになるためにも、英語の字幕はすごくお勧めです。
独学の英語勉強方法⑤書き取りが最強
現在は英語学習アプリなど、便利な英語独学ツールが巷にあふれかえっていますが、英語の独学方法といっても、結局は自分の身体を使って地道に叩き込んでいくのが一番ではないかなと。
私がワーホリでニュージーランドに来たのは2006年の頃で、もちろんスマホもアプリもなかった時代ですから、現代のような便利な勉強方法は存在していませんでした。
そのおかげか、英語の独学方法として自分の目と手を使っての書き取りはかなり有効に英語力を向上させる助けとなったのを覚えています。
書き取りの良い点は…
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英単語のスペルを覚えることができる
今はスマホでメールとか、SNSなどを楽しむことができ、英語の文章を相手に送る時も自動変換で勝手に正しいスペルの単語を出してくれますよね。
頭の良い人ならそれで覚えることができるかもしれないですが、やっぱり自信がないという人はぜひ書き取りを何度も何度も繰り返して、体でスペルを覚えるのがすごくお勧めです。
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発音がわかる
英語の発音で引っ掛かってしまうものに、「rightとlight」とか、「thinkとsink」などの似たような単語がありますよね。
r(アール)とl(エル)の違いなんて、何度も勉強してきているし、使い分けできるよ~という方もいるでしょうけど、実際に会話に入ってくると「あれ、どっちだったっけ??」と迷ってしまうことあるんですよね。
そんな時に書き取りでスペルを覚えていれば、頭の中に瞬時にスペルが浮かんできて、正しい方の発音を選ぶことができます。
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文章を丸覚えできる
「Hello. How are you?」のように、鉄板の英文って何も考えなくても自動的に口から出てきますよね。
それって、「Hello. How are you?」が頭の中にしっかりと定着して自然に使えるレベルに達しているという証拠なんでしょうけど、そういった便利な文章って出来るだけ頭の中にストック出来たらよくないですか?
私はワーホリでオーペア(ベビーシッター)をすることが決まっていたので、小さな子供たちとの会話で困らないようにと「お母さんのための子育て英会話」という本に出てくる文章をひたすら書いて覚えていました。
子供に声掛けするときの定番と言えば、
「おなかすいた?何が食べたい?」
「公園にいきましょう」
「お片付けしようね」
「オムツをかえようね」
「お昼寝の時間だよ」
このようなフレーズが多いのですが、それをそのまま覚えてしまったのです。
おかげで「Hello. How are you?」と同じくらい体に染みついたこれらの言葉は自然に口から出てくるようになり、実際のワーホリでかなり役に立ちましたよ。
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ライティング、スペリング、リーディング、スピーキングすべてに有効
前述しましたが、英文を何度も書き取ることによってライティング、スペリングは確実に上達します。
書きとるということは英文を読むということでもあるので、いろいろな種類の文章を読んで書けば、リーディングの力もアップしますよね。
さらに書き取りながらブツブツと文章を口に出すことで、スピーキング能力の向上にもつながります。
書き取りって、ちょっとアナログで、現代の勉強方法に比べると古い感じもしますが、ベネフィットは無限大ですので是非トライしてほしいです。
独学で英語力を向上させる勉強法のまとめ
独学で英語力を向上させる勉強方法をまとめてきましたが、自分が実際に継続でき、かつ効果的だったものばかりですので、本当におすすめです。
世の中には最速で英語力向上!みたいなうたい文句の勉強法もたくさんありますが、いろいろ試してみてもいまいち英語が上手くならないという方は、「急がば回れ」の気持ちでコツコツやってみるのもイイかなと思います。
この記事があなたのお役に立てたら幸いです。
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